争いから平和へ
ご報告です!
おかげさまで、元野良犬でわんわんクラブに保護され、うちで預かっていたシロは、
関西在住の生涯の里親さんの元へ、無事旅立って行きました。
幸せになってね~~~(きっとなるね)!!!
日曜日は、フサキのホテルのランチバイキングに行き、
通りかかった石垣の塩10周年のイベントで工場見学し、記念品を頂き、
バンナ公園で友人親子とたっぷり遊ぶ、という、
いかにも休日らしいフルコースを楽しみました。
(大人も童心に返り、5人での連結滑り台を楽しみました!)
今日のシャンティ・ガーデン植物紹介は、バナナ続きで、ダージリンバナナです。
学名はMusa sikkimensis 、インド北部(シッキム)あたりに自生する、
バショウ科の、耐寒性の強い食用(種あり)バナナです。
普通、グリーンの葉なのですが、たまに綺麗に色付くのがあります。
昨日、うちのハウスで撮影した、写真のものがそうです。
ダージリンバナナは、その姿と耐寒性から観葉植物として人気があります。
シャンティ・ガーデンでは、苗と種を販売中です!
さて、今回で最終回!
石川さんのお話は、戦争と平和への思いです。
「戦争というのは、命のやり取りだね。戦争しない人も、無差別だ。
二度あることは三度ある。
今の日米のリーダーは平和主義だが、
出来たら、アメリカの基地はアメリカに全部返して、
日本から無くした方が平和のためには良いんでないかと思う。」
「沖縄にアメリカの基地がいつまでもあると、
中露は強い対抗意識を持つ。
日本の古いことわざで『備えあれば憂いなし』と言うけれど、
軍事面では『備えあれば憂いあり』ではないか。」
「今の温暖化が続けば、
あと2000年位で人間は自滅すると聞いたことがあるが、
原子爆弾で人間すべてが終わりになる。戦争が起これば、人間は終わり。
沖縄はすべての米軍基地を無くして、平和の島宣言をしたほうが良い。」
戦争を生で体験した方の、重みのある思いです。
このお話を伺った、まさに10月9日、石川さんのお宅で平和への思いを伺い、
夕暮れの雨を受け、夕食を待つ家族の元へ急ぐ車の中で、
「アメリカのオバマ大統領がノーベル平和賞を受賞しました」
というラジオのニュースを耳にしました。
はじめは「まだ大した事やってないのでは?」といささか不審に思い、
続いて「これは、平和実現のための先手を打った賞?」
・・・という気がしてきました。
閉塞感のある世界を転換するために、望みをかけた賞なのかな?・・と。
ついさっきまで、石川さんの戦争と平和のお話を伺っていただけに、
とても感慨深かったです。
もういい加減、世界を良い方向に向けるために、
間違ったことは正し、良い方向に積極的に動く時期ですよね。きっと。
そのために、「どうせ駄目だよ」なんて言っている暇はなく、
方向性を明確に具体化する必要がありますね。
思ったこと、言葉にしたことは本当にそうなる、自分で実現する・・・。
ということから考えたら、表明することは思った以上に大切。
・・そこから行動が起こる・・。
・・・なぜか、この前(9月19日の記事関連)、
川平観光農園に迷い込んできて、皆さんの自然体の親切に恐縮する若い女性に、
かっぱのげんさんが言った一言を思い出しました。
「あんたがここで受けた親切を、別の場所で誰かに返せばええ。」
・・・・・・・・・・
「略奪(争い)ではなく、与え合い(平和)」「仕返しではなく、恩返し」
「否定ではなく、希望」・・・・
毎日のささやかな心がけが、争いを防ぎ、
社会を明るく、より良くしていくのでしょうね。
・・・・・・・・・・・
丁寧に記憶をたどって、お時間を割いてお話くださった石川真治さん、
本当にありがとうございました。
これからも良き先輩として、いろいろ教えてください!
よろしくお願いします!!!
~~~石川真治さんのお話聞き書き・おわり!~~~~
また機会がありましたら、お話の聞き書きもしたいですが・・。
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