1粒で3度おいしい植物?
今日は曇り時々雨。台風の影響か、風がざわついています。
まだ半そでTシャツ1枚とはいえ、少し秋を感じるせいか、
暖かい緑茶が、おいしく感じられます。
普段は、あまり緑茶は飲まないので、飲むと、しゃきっとします。
バットリーブド・パッションフルーツが色づいてきました。
学名はPassiflora coriacea 、中南米原産。
コウモリに似たインパクトのある葉に、小さいけれど魅力的な花、
花のあとに黄緑から濃紫に変化する2~3センチほどの実。
(果実は、今日味見したところ、甘み、酸味、香りとも乏しく、
おいしいとはいえず、ちょっと残念ですが・・。)
ツル性で成長が早く、鉢で育てるのも難しくなく、
誘引すれば好みの形に仕立てられ、珍しさからも、見た目からも、
観葉植物としてかな~りポイントが高いのでは~?
と、個人的に思います。
シャンティ・ガーデンでは、種と苗を販売中です!
綿の苗(アオイ科で、アメリカ綿という種類)にも花が咲いています。
はじめはクリーム色で、しぼむとピンクがかってきて、
美しい、不思議な変化を見せてくれます。
このあと、ガクの部分がどんどん膨らんで、中では種が出来てきて、
やがてはじけてコットンボールになっていきます。
これも、見た目が美しく、変化を楽しめる植物ですね。
種と苗、販売中です。
~~~石川真治さんのお話の続きです~~~
戦後の沖縄では、各地から集まった難民の中から、
いろいろな人が選び出され、自治組織が出来上がっていきました。
沖縄の日本復帰に尽力し、後に知事となった
屋良 朝苗(やら・ちょうびょう)氏などもそのお一人だったそうです。
さて、家族と再会した石川さんは、
はじめは、戦後に作られた沖縄中部農業試験場に就職します。
しかし、ほどなく依頼を受け、農業と生物、動植物を教えるため、
1年間の約束で石川高校の教員になります。
「仕方なく引き受けたけれど、でも楽しかった。」
と、ご本人はおっしゃいます。
そして農業試験場に戻り、
ご自分でも、そこで落ち着くかと思っていたら、
今度は琉球政府から、八重山開拓の仕事の依頼がありました。
(沖縄は戦後27年間アメリカの支配下にあり、
試験場の給料もアメリカから支給、
八重山開拓の事業予算も、アメリカが出していたそうです。)
もともと、農業が好きだったので、それに応じて、
那覇で実習し、1ヶ月単位で八重山に出張する日々が始まります。
「『みどり丸』といったか、小さい船で、宮古島を経由して、
3日ほどかかって石垣島に着くんだよ。
その時は、まだ、桟橋も何も無かったよ。」
~~~~~続く~~~~~
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