思いの力を高めて届ける方法

シャンティ・ガーデン

2011年03月19日 03:19


神聖で様々な薬効を持つとされるアシュワガンダです。


昼間はあわただしくて、あまり集中できなかったので、
湯船につかりながら、原子炉に瞑想しました。

熱過ぎる願望や期待は、瞑想の邪魔になって、エネルギーを奪う。
だけど、初めから「無」になろうとしても無理なので、
まずは空を思い浮かべた。(でも、今回は青は見えなかった。)

いろいろな思い(雲のようなもの)がやってきて、動く。
それを、良いとか悪いとかの判断抜きに、見続ける。

安定したら、思いの対象に向かって、
意識を徐々にコントロールして、集中する。
そこでも、無理強いはしない。

いろいろなものがやって来るのを拒まず、強く呼びもせず・・・。
そうやって見えたビジョンも、そのまま受け入れる。

現時点での自分のビジョンを理解しようとはするけれど、
判定はしない。

そのような方法で、目をつぶって意識を向けたら、

強烈な黒と赤の世界の流動が、圧倒的にいっぱいに広がり、
(あくまでも私のその時のビジョンで、人によって違うと思います。)
私の微力さではどうにもならなかった。

放射性物質に瞑想しようなんて、今まで思ったことも無かった。

しばらくどうしようかと思い、
原発内で覚悟を決め、何とかしようと動いて下さっている方々に、
意識を向けることにした。

赤が減り、真っ黒に白が混じりはじめ、グレーはより白っぽく、
やがて、レモン色のような黄色の光が、上からではなくて、
細かい粒子のようにじわじわと、グレーの隙間を広がり、
その割合を増していった。

白は、その方々の純粋意識なのだろうか。
希望を捨てない心が、黄色く見えたのだろうか。

感謝。ありがとうございます。
そこで体をはっているのは、政治家でも企業のトップでもない。

静かに湧き上がった感謝の思いを、対象に向けた。
レモン色を包むような翼のような白い形が見えた。
その方たちを支えている、他の方々の思いの支援だろうか。

私もその一人になろうと思った。
しばらくそれを続けて、湯船を上がった。

事故以前には戻れないけれど、
見捨てず、あきらめず、思いのエネルギーを注ぎ続けることで、
最悪の結果を防ごうとしていらっしゃる方々がたくさんいるのだと、
実感した。

多くの人が、自分なりのやり方で、心の支援をすれば、
それは距離を超え、連なって一体化するのだと思った。

皆さんも、皆さんのやり方で、心を注ぎましょう。
もちろん、被災した方々、苦しい思いをしてなくなった方々に対しても。
物理的な支援などの行動と並行して。


     

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