今の自分に何が出来るか?

シャンティ・ガーデン

2011年03月18日 04:21

 マンゴーの花が咲いています。
とても小さい花ですが、きちんと手入れをすれば、数ヵ月後には立派に実ります。

今の自分に何が出来るか?
(日常的前提)
前向きな心、祈り、平和な波動を保ち続ける。
放射性物質に対して、瞑想。これ以上の悪化が無いように。
ヨーガで体をやわらかく、心身の状態をグレードアップし、冷静な判断力を磨く
(素食はすでにしているが脱・夜ふかしが難しい?特に地震以来。)

募金活動=(19日ボーイスカウトの募金に同行予定、子ども会の募金)
他に、個人的に信頼できるところへ、と、調査中。
物質的支援(19日,20日石垣市健康福祉会館)ほか何が出来るか考える。
(道路寸断、ガソリン不足など、被災地へ無事に届くか不安。
ニーズへの対応が問題。)
最低限で一番必要とされる物品は?下に考察(緊急性)

メッセージとして子供の通う小学校で「ビリーヴ」を子供たちに歌ってもらう?
→YOU TUBEなど(被災者の方へのメッセージソングとして投稿?)
オークションなどに出品→募金
バンナ公園での子供フリマ(苗などを出品)→募金

畑に種をまく、苗を植える→自家製野菜の自給率を今以上に上げる。
ハーブティーと酵素を作る。→体にとって良さそうなものを自作。
発酵食品を今以上に自作(味噌、ぬかづけを増やす、納豆なども。
生きた菌の力で、上質な素食の充実をはかる。→コストを抑えて安全に免疫力アップ)

歩く機会を増やす(ガソリン依存率を減らす)。
節電・節エネルギー(コンセント、無駄な電気を消す、怒りのエネルギーの省力化など)。
田中優さんなどのご意見を参照し、脱ガソリン化、個人電力化を開始し、すすめる。
避難者受け入れの働きかけ(ウィークリーマンションなど?=石垣市に働きかける?)

原点回帰・生活に一番必要なものは?
=アウトドア関連品には、合理的なものが多い。
物資の支援として考えてみる。


避難生活では、緊急用の完成された非常食等の備品のほか、
いろいろなアイディアを生かす余地のある乾物などの保存食、
多用途に使える道具類があったらよいと思います。

工夫して、体を使って動くことで悲観的退屈から抜け出し、
得意な分野で、各自が無理の無い範囲で仕事を持ち、お互いに尊重しあい、
生きがいを持つことは、
長くなりそうな避難生活において、明るい雰囲気を保つのに大切と思います。
(ノーマライゼーション的な考え方です。)

1)飲料水
比較的綺麗な水の手に入るところでは、
ドラム缶などの容器と砂や石、炭などを使う簡単なろ過システムを現地で作り、
生活用水を確保。

さらにポット型などのポータブルな飲料用浄水器(浄水フィルターつきタンクなど)を使用して、
飲料水を確保する(要水質検査)と、莫大な量の水を運ばずに済む。

2)非常用食品類(宇宙食、登山用などすぐに食べられるもの)

3)マッチ、ライター、カセットコンロとボンベ(温かい食品は、心も体も温める)
薪などの木材燃料が手に入る地域では七輪や一斗缶などで作るコンロと併用。

4)圧力鍋(エネルギーを節約した各種調理が可能。
ご飯を炊く、蒸し料理、茹でる、煮物、スープ、ちょっとした炒め物、
和えるためのボール代わり、パッキンでふたもきちんと閉まるので、食品の保存にも便利)、
コッヘル(金属製鍋兼食器。直火にかけられ、鍋、丼、コップにも、小さな洗面器にもなる。
サイズ違いで一人2~3個~。)
竹製など繰り返し使用できる箸(と、スプーン・フォーク)
ダッチオーブン(厚い鉄製で蓋付きの鍋)があれば、野菜や魚や肉の美味しい焼き物調理、
パンやクッキー、ケーキなども出来る。

日常食はご飯と味噌汁などの汁物を良く噛んで味わうことが基本。
日常生活での重要な楽しみと体作りの基本なので出来るだけ良い材料を使えば、素食で十分、
むしろそのほうが体に良い、と私は思い、実践しています。

5)米(玄米を圧力鍋で水を多めにやわらかく炊けば、栄養的にも理想的。)など穀類、
ミネラルを含む天然塩・欲を言えば酵母菌の生きている味噌・しょうゆ・酢など調味料、
甘みは元気の元になるので、黒糖やチョコレートなどもあったらよいと思う。
蜂蜜は、のどの痛みや咳に効く。
ドライナッツ、ドライフルーツは、保存が効き、腹持ちの良いおやつになる。
スパイス(カレー粉などに入っている各種植物の種など)は、インドでは食べる薬なので、
日常的な体調管理に役立つのでは?

焙煎ごま油など、そのままかけて美味しく食べられる食用油を、
味噌汁や、生野菜にかけると、カロリー不足を簡単に補え、風味、食欲も増す。
うちでは、生野菜、蒸し野菜などに、醤油と黒酢とごま油、各適当量を
直接順番にまわしかけて、ナマケモノのドレッシング代わりにしてます。
野菜と調味料の素材が良いとそれだけでとっても美味しく、飽きません。

保存の効く乾物
煮干や鰹節、粉末魚系だし・昆布など海藻類・干しきのこ・
切干大根など乾燥野菜は、ちょっとした一品や味噌汁のだしや具になり、多様に使える。
軽くて一度にたくさん運搬できるし。

豆や麦など穀類は、ご飯に混ぜて炊き、料理のバリエーションを増やしたりおかずになり、
ふりかけは子供たちが喜ぶ。食欲を増す効果もあるかも。
梅干など漬物やドライ納豆など発酵食品類は、食事にメリハリをつけ、
腸内の善玉菌を増やして健康維持に役立つ。

6)避難所近辺に畑に使えそうな場所があったら、まずは葉物の種をまく。
(まだ寒くて無理でしょうか?)
葉物は成長が早く、ビタミンなどのミネラル補給になるし、ネギなどの香草、
ハーブ類は薬味としても体の免疫力を高める効果も期待できる。

7)ケータイとケータイ用充電器・充電用ソーラーバッテリー等
荷物を運ぶ折りたたみリヤカー(アルミ製があるようですね)
近場移動用自転車(道路状態にもよりますが)
ガソリン
発電用バッテリー(病院、通信用など優先)
灯油、ストーブ(ただし、火災や一酸化炭素中毒に注意することと、
広い部屋ではあまり効果が無い?)

8)湯たんぽなど個人用の防寒品(なるべく使い捨て品は避ける)。
首、足首、お腹などをフリース布などで巻いて暖めるだけでも、寒さが軽減します。
ごみ袋サイズのビニール袋に穴を開けて服の上に重ねて着るだけでも効果的な防寒に。

9)ヘッドライト、手回しラジオライト、充電使用可能な電池と
ソーラーチャージャー、手動充電器など。

10)ガムテープ、鉛筆など筆記用具,マジック、はさみ、カッター、セロテープ、ノート、
折り紙(色が綺麗で心が明るくなり、手先を動かす楽しみ、メモ用紙、手紙を書く紙にも封筒にもなる)、切手、ミニレターなど。

11)フリース布は,毛布代わりになり、カットして、マフラー、
筒状に簡単に縫ってネックウォーマーやレッグウォーマー、腹巻、帽子、
足に合わせて切って縫えば,靴下の代用のルームシューズ(ただし、床によっては滑るので注意)
などが作れて便利。いろいろ用途や作り方を考えて工夫できます。
新ってもすぐ乾きやすく、軽いのも、避難生活では利点。

アウトドア用アルミシート(体に巻けば、薄くて軽くて熱を逃がさず、水にぬれても拭けば済み、便利)
新聞紙(服の下に入れて非常用の防寒、炊きつけ、食品の包装紙、折って袋、退屈しのぎの読み物など、
昔から多用途万能選手)
アウトドア用マット(ヨーガマットなどでも。下からの寒さを遮断。これがあると寝心地が全然違う。
日中は座布団、小さい子供の遊ぶスペースの敷物代わりにもなるし、ぬれても拭くだけですぐ乾く)

テント(広い避難所室内でのプライベートスペースの確保や防寒にもなる)

12)二重ガーゼなどのガーゼ布は、とても便利。適当なサイズに切って、
バスタオルの代用品、手ぬぐいタオル、食器用ふきん、布ナプキン、子供用ミニタオル、
寒さよけのストールやマフラー、シーツ、ブランケット、包帯などの救急用品、
簡単に縫ってゴムを付けてマスク。下着も作れると思います。
(サイズと作りは自分の下着でチェック。バイアス使いで伸縮性アップ。
ただし、ニット生地よりは伸びないので大きめに作ってね。)

肌触りも良いし、うちでは日常的にいろいろな用途に利用してます。
洗濯機が使えなくても普通のタオルより絞りやすくて、乾きやすいのも利点。

13)針と糸・はさみ・ゴム(ヒモ)。ガーゼ布、フリース布の加工や服の補修用。
縫い物をしているだけで心が落ち着く女性は結構多いと思います。
特に避難所などでは、集中できる手仕事もあったほうが心のバランスが保てそう。
実用も兼ねて一石二鳥。

14)トイレットペーパー
(ティッシュの代用にも。小さい子供には、ガーゼ布の方が柔らかくてよいかもしれませんが。)
川などの水が豊富なら手動ウオッシュレット併用。
これはケチャップのチューブを綺麗に洗って、水かぬるま湯を入れたら代用できます。
少し離して洗浄すると、少ない水で清潔を保て、紙の使用を減らすことも出来ます。)

オムツ(赤ちゃん用~介護用・緊急トイレ用)、ナプキンなど衛生用品

15)(要考察)簡易トイレ
(個室用簡易テントと便座代わりの丈夫なダンボール、厚手で丈夫なビニール袋
(出来れば自然分解性の燃やしても危険物質が発生しないタイプをガムテープで便座に固定)と、
使用後に振り掛ける紙製または木製チップなどか、燃やせる猫砂=臭い消しと水分の吸収)
→このセットならば、土に埋めることも出来るし、焼却も可能?
まめに取り替えられるので衛生的だと思いますが???

スケットイレ?などという商品もあった記憶があります。
または、テントなどで囲った地面に穴を掘る?→こまめに埋める。

使用後に、腐敗を和らげる酵素や、エヒメなどの、菌類もあったら、
それをかけるだけで分解が早まったり臭いが押さえられるのでは?

16)粉石鹸(石鹸成分100%に出来るだけ近い粉石けんを水で約5%に薄め
(例)水1リットルで石鹸約50グラムってあってるかな?を溶かして、
泡で出るポンプに入れると、何にでも使いやすく、結果的に石鹸の使用量も少なくて済み、
泡効果で少量でも効果的でコストも◎。

食器、衣類、手、体、頭どこでも洗えるし、掃除にも使える。
うちで日常的に使用していますが、薄める割合がかなりテキトーでも大丈夫。
ただし石鹸が濃すぎたり、よく溶けていないとポンプが詰まりやすくなります。
逆に薄すぎると洗浄力は落ちますが。

頭髪を洗った場合、ギシギシする時は水に溶かして薄めたクエン酸
(または食酢。どちらも濃度が濃いと沁みますので注意。体験済)でリンス効果。
これは、洗濯でも応用できます。アルカリを酸で中和する原理。

17)歯ブラシ(歯磨きは塩で代用できる。殺菌効果、サッパリ感。)
歯ブラシは、細かいところのお掃除などにも便利ですよね。

18)お風呂代わりに、お湯に(重曹を少し溶かし、)
手ぬぐいタオルを浸して固めに絞り、体を拭く。

皮膚等の乾燥には薄く食用油を塗るとクリームの代用になる。
無焙煎の生ごま油などは、一度熱して冷まし、
アーユルヴェーダのマッサージに使われています。
全身にこの油を塗ってマッサージをしてから、
お湯に浸してかたく絞ったタオルなどで拭くと、
体の代謝が増し、温まり、保温効果も持続します。
(薄い油の膜が体に出来た感じで、大げさに言うと、
服を一枚増やしたような感じになります。)
お風呂の代用として、有効ではないでしょうか?

以上、キャンプ場生活とバックパック体験、そして日常生活を思い出し、
最低限かつ合理的な衣食住の基本を書き出してみました。

これからの生活を見直したい方、
被災生活を少しでも合理的かつ快適に過ごしたい方、
これから支援に向かわれる方、これから防災用品をそろえる方、などに、
ほんの少~しでも参考になったら、とても嬉しいです。

もちろん完全ではなく、不十分な点も多々あるでしょうから、
皆さんの良いアイディアのコメント、お願いします。

アレルギーの方、持病の方などについては、もっと必要なものが違ってきますね。
一人ひとりに必要な物が届きますよう、祈っています。


     

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