迷い犬は脱臼してました。

シャンティ・ガーデン

2011年01月29日 15:14

こんにちは。寒いです。石垣なりに。
内地はもっと寒いのでしょうね。お風邪など召されないように・・・。

保護したワンコは、
迷い犬を保護しています!というメールやチラシを配りつつ、
翌日に、足の怪我を獣医さんに見てもらいに。

まずはレントゲンを撮らないと判らないとのことで、レントゲンを撮りました。
結果、「骨折ではない」とのことで、良かったと思ったのもつかの間、
「脱臼なので、もっと大変」と言われました。
治すためには深い麻酔をかけ、関節に入れなおす治療が必要で、
もし、脱臼してから時間が経っていたりしたら、入れようとしても入らないこともあり、
また、入っても再度外れる恐れもあり、
その場合、切開手術して骨を一部切ると、神経の圧迫は収まるらしいですが、
それをしても、その後完治するかどうかは保障されないようです。

那覇まで行けば、切開して関節を継ぎなおす手術もできるそうですが、
難しい手術でもあり、お金も掛かるようです。

料金としては、
切開無しの麻酔と関節を入れる場合(完治の保障なし)でも3万円弱かかるそうで、
わんわんクラブさんに相談するため、いったん帰宅しました。

今日のレントゲン代は4200円。(保険がきかないので高額になる。)
わんわんクラブさんが毎回、保護するたびにするいろいろな苦労と、
悩みの一端を垣間見ました。

脱臼は、車に轢かれるなど、よっぽど強い衝撃がないとしないそうですが、
傷の様子を見る限りでは、私が保護する直前に轢かれたのでは無く、
少し時間が経っているのかもしれません。
・・・ということは、治療しても治る確率は低くなっているということ???
どの治療をどの程度すればどうなるかは、やってみないと分からない・・・。
お金もすごくかかる・・・。

わんわんクラブさんは、
「あなたに治してあげたいという気があるなら、治療費はわんわんクラブで出すから。」
・・・と、沖縄本島と福岡のサポーターさんに連絡。
(わんわんクラブの活動が縁で、御協力を頂いている方々だそうです。)
結局、石垣よりも最新の治療が出来る沖縄市の設備の整った大きい動物病院に
治療をお願いする方向になりました。

私のほうも並行して、ツイッターに登録して呼びかけたり、
(でもこれは、登録しても、自分がフォローしたり、時間が必要みたいですね。)
以前、石垣島で米原の13階建てリゾート開発問題が起きた時に知り合った、
環境保護団体に勤めている知人から教えてもらって登録していた
自然保護系メーリングリストに呼びかけたりしてました。
(詳しい方がいらっしゃるんじゃないかと思って・・・。)
そうしたら、東京の獣医さんから脱臼の治療についてアドバイスを頂いたり、
神奈川の弁護士さんから、わんわんクラブ宛にご寄付を頂いたり、
嬉しいリアクション。
いつもブログを見てくれている義母も電話をくれて、
「動物は人間の都合で振り回されても、自分では何とかできないから、
命を助けて良かったなぁ。」と言ってくれました。

本島での治療費用だけで約10万。それに石垣・那覇間の航空運賃代
(犬のみで、向こうでのお世話は本島在住のサポーターさんがして下さるそう。)と、
別途病院での入院費等、結構な金額になりそうです。

恐縮なお願いですが、
少しでもご協力いただける方は、わんわんクラブまでご寄付をお願いします。
(金額はいくらでも構いません。)
ページは、以下になります。
http://www.wanwanclub.sakura.ne.jp/bokin-onegai.htm


今回のことで、お金の使い方について、いろいろ考えさせられます。
こういった時に、ポンと出せるくらいの余裕は欲しいな~と実感。
でも、お金の余裕は無くても、皆さんのお心遣いが嬉しく心に染みます。
皆さんに感謝。インターネットにも感謝。
嫌なニュースが多い今日この頃の社会だけど、
心を向ければ、良いこと(人・つながり)もいっぱい。
そういった方向に心を向けて行こうと、改めて思っています。

では、またご報告します。


     

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