お誘い

シャンティ・ガーデン

2010年02月08日 23:16

こんにちは。

ピタンガの、かわいらしい花がたくさん咲いています。
ここ数日は、相変わらず不安定なお天気ながら、蒸し暑く、
もしかして、このまま春?・・・というような雰囲気です。
蟻や蜂といった虫たちの動きも活発になってきました。

土曜日に子供の友達が遊びに来てそのままお泊りして、
一緒に公園で野球もどきをしたり、
川で魚とりをしたり・・・と、
体力勝負の、にぎやかな週末でした

いきなりですが、ここで、
2月10日水曜日午後7時(会場は午後6時半)から、
石垣市の福祉センターで行われる講演会のご紹介をします。

友人の友人が主催の、この、 「ゼロからの創造」
についてのお誘いが、7日、日曜日の
八重山毎日新聞の9面「誘い(いざない)」にも載っていました。

生まれながらの脳性まひによる四肢機能障害者でありながら、
明晰な頭脳と、ひらめきを大切にする感性、
そして、思ったことを形にしていく行動力を併せ持つ、
迎里崇雅(むかえざと・たかつね)さんの講演です。

主催者側は、障害者の福祉的なお話として、ではなく、
一人の優れた人間から、
自らの生活を切り拓いていく知恵を受けるための講演会
と、捉えて欲しいと思っているそうです。

大変興味深いので、家族で参加してみようと思っています。
皆さんも、ご都合がよろしければぜひ!

さて、
今日のシャンティ・ガーデンの植物紹介はキマメです。
学名はCajanus cajan、2メートルほどの細い樹状になるマメ科植物です。
花は黄色いけど、だから黄豆、ってわけじゃないみたい。


和名は、木豆、樹豆、琉球豆などと呼ばれ、
インドではArhar dalトゥールダール、Tuvar、
英名はPigeon pea、Yellow split pea、Cajanなど、
たくさんの呼び名があるようです。

鞘の中の豆は食用になり、特にインドでは良く食べられているそうです。
そうか!インドでよく、道端の商店とか、市場とかで、
麻の大袋に詰められて量り売りされていたのはこれだったのか?!
と、数年間見続けてきて、今気づきました

ひとつの樹で同時に、しょっちゅう花が咲き、緑の鞘が出来、茶色く実っている。
生命力も強く、いつでも収穫できるということは、
食糧危機に、とっても有効な植物なんじゃないかな?
そして、私のように、ずぼらな食いしん坊にも、ありがたい食材です。

今度、料理したり、自家製味噌の材料に使ってみます。

以前お話の聞き書きをさせていただいた石川農園の石川真治さんが
うちの畑に見えたときに、キマメをご覧になり、
「台湾の農業試験場で働いていた時分に、
だんだん戦争で物資が不足してきて、このキマメのパルプを、
靴などの材料の繊維として利用できないか、という研究をしていたんだよ。」
と、おっしゃっていました。

その話を伺ってから、
10年近く前に、ブー(ラミー・苧麻)を畑から取ってきて、
着物(八重山上布)を織る糸を作るための
1週間ほどの初心者講座に通った時のことを思い出しました。
ためしに、
キマメの枝の表面をはいでみると、確かに長くて丈夫な繊維がとれました。
そのうちに、これで糸を作って、ストラップを作ったり、何か織ったり、いろいろ
してみたいものだなぁ、と、また、やってみたいことがひとつ、増えました。

「やってみたいこと」、といえば、
石垣市内での味噌作りについての情報がいくつか得られたので、
これも確認しなきゃいけないなぁ。(面白そうな事がいろいろあります。)

もし、知人の皆さんの了承を得られたら、聞き語り第2弾として、
私の味噌作り」というようなテーマで、
自家製味噌を作っている知人を訪ね歩くというのも良いなぁ!と、
今日、思いついたところです。
たまたま郵便局で友達にばったり会って、味噌の話になったので・・・。

野草酵素の仕込やら、てづくり市の準備やら、子供の遊び相手やら、
かりさらの会のセミナーの準備や、・・・・。
(もちろん家事や家業の手伝いもですが)何だかやる事がいっぱいあるなぁ。

では、また。




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