サトイモと豆のイモ?

シャンティ・ガーデン

2009年10月08日 20:57

久しぶりに晴れ間が見えて嬉しい午前中でした。
午後は曇時々雨ぱらり、でしたが、
考えようによっては、子供とのミニ畑の作業が楽でした。
「どんどん広げたらミニ畑じゃなくなるね。」「でも、まだまだミニだね。」
なんて話しながら、今日はサトイモを移植しました。
(ちなみに、この名前は、いつの間にか子供がつけました。
お父さんの畑に比べてミニだから、という理由らしいです。)

クワを振るっていると、
キジが、聞きようによっては「ケーンケン」という声で鳴きながら、
長い尾をひらめかせて飛んで行きました。
数ヶ月前に雄雌のつがいと、雛2羽の家族をよく見かけましたが、
鳥の成長は早そうだから、もう巣立った(?)のかな?
最近は、家族で居るのを見かけません。


キジの写真は撮れなかったので、代わりに、うちの鶏さんです。
雄鶏の色、ちょっとキジに似てる?(無理がある?)
畑をかき回し、虫などを食べ、フン(肥料)を落とします。
写真のアテモヤという果物の樹の周りには、
紅芋、長命草、つぼ草などが生えています。


こちらのビリバ(果樹)の周りにはヒカマというマメ科の植物も繁茂しています。
(茂りすぎ?)

紫色の花の葛に似た植物。ヤム・ビーンとか、ポテト・ビーンと言われてもいます。
マメ科なのに豆や葉には毒があり、芋のような大きな根塊を食用にします。
梨、大根、レンコンを連想させる、さくさくとした食感の中米原産の根菜は、
アメリカなどでは食用としてポピュラーで、
ベトナムでは生春巻きの具にもするそうです。

味は淡白で、低カロリー。炒め物やサラダにお勧めです。
レンコンの代用として荒めにすりおろし、
加熱して軽くつぶした豆類と、炒め玉ねぎなどと合わせて、
ベジタリアンハンバーグも作れますよ。
(卵を使わない完全ベジで、まとまりにくい場合は、
小麦粉や片栗粉を、つなぎに少しづつ加えてみます。)

うちでは、観葉植物というより、食用野菜のとして販売しています。
イモ部分?の収穫は冬なので、その頃またお見せしますね!

さて、「南の島のフローネ」を見終わってしまった最近のお昼時の楽しみは、
YouTubeでのムーミンや、まんが日本昔話など、
過去の名作を子供と観て、反応を楽しんでいます。
うちの子は、音楽がスリリングになるだけで、両手で耳を塞ぎ、のたうち回ります。
「子供向けのアニメだからそんなに怖くないよ~」と言っても、駄目みたい。
そういえば私も、子供の頃はテレビの怖そうなシーンで、
コタツに潜ったりしてました(コタツは無いけど、今も怖がりは同じ?)^^;
子供って、夜が特に怖かったり、大人には何でもないことが怖かったりするよね。

ムーミンは、原作の文庫本シリーズを20代の頃に愛読していて、
作者・トーベ・ヤンソンさんの繊細で鋭い洞察力と、
独特なファンタジーの世界(ファンシーとはぜんぜん違います)に、
すっかり魅了されました。
大人になったら、より深く楽しめる作品で、イラストもとっても良いんですよ。
子供向きにアニメ化すると、良くも悪くも味が薄まるのが残念なような・・。


ところで、サトイモの葉っぱって、よく見ると美しく、観葉向きですねぇ~。
大きめの鉢に植えて、鑑賞と収穫と両方楽しむっていうのは、どうでしょうか?

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